宅建試験にむけた勉強、いつからはじめる? | 全日本不動産協会 不動産保証協会 埼玉県本部

宅建業コラム

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宅建試験にむけた勉強、いつからはじめる?


宅建試験に合格するには、350時間~400時間の勉強が必要といわれています。では、これだけの勉強時間を確保するためには、いつから勉強をはじめればいいのでしょう。じつは、試験に挑戦したいと思った「いま」が、勉強をはじめるベストなタイミングなのです。
受験勉強をはじめるのは「いま」

早く勉強をはじめて時間を確保すれば、気持ちにも余裕ができる

「宅建の試験を受けよう!」と思ったときが、もっともモチベーションが高まっているときです。いますぐ勉強をはじめましょう!

豊富な時間で過去問や模試にチャレンジ

早めにに勉強を開始すれば、基礎知識を定着させるための時間がしっかり確保でき、過去問などの対策に費やせる時間も多くなります。さらに、実力を把握するための模擬試験を受け、試験結果によっては勉強のやり方を見なおすことも可能です。余裕をもったスケジュールにすることで心にも余裕が生まれ、不慮の事態にもあわてることはありません。

宅建試験の合格率は毎年15%程度と低いため、合格するには十分な勉強時間が必要です。しかし「勉強時間が3ヵ月」でも合格できるという情報もあります。たしかに3ヵ月間、みっちり勉強時間がとれるようであれば、それも可能でしょう。しかしお仕事や学校などのある中、まとまった時間をとるのは難しいことです。できるだけ余裕のあるスケジュールづくりをおススメします。

継続し続けることが大切!

勉強する期間が長くなると中だるみが生じ、意欲がなくなってしまうケースがあります。時間を確保するのが難しい日や勉強したくない日もあることでしょう。それでも「勉強しない日をつくらない」ことが大切です。

緊張の糸がほどけ、そのまま勉強から離れてしまうようでは、資格取得は遠ざかるばかり。ほんの少しの時間であっても、合格につなげるには「継続」することが大切なのです。

勉強を習慣へ

1日の中で、勉強に割ける時間を把握する

宅建試験に合格した人の平均的な勉強時間はおよそ350時間といわれています。1日にどのぐらい勉強すれば350時間に達するか計算してみたところ、2月~9月までの8ヵ月間、毎日1.5時間勉強した場合、ほぼ360時間となりました。

机に向かう時間としてはそれほどは難しくないかもしれません。しかし、これを毎日続けるのは根気が要ります。無理なく勉強を継続するには、生活のリズムに組み込んでしまうのがおススメです。

最初こそ意識して行わなければなりませんが、生活の一部となれば自然と机に向かえるようになります。また、忙しい人の場合、通勤・通学や待ち時間などのちょっとした「スキマ時間」も有効に活用しましょう。

性格や環境によっては、直前の勉強が有効なケースも

これまで余裕のあるスケジュールづくりをおススメしてきましたが、ご自身の性格や環境によっては直前に勉強した方がいいケースもあります。もともと短期集中型でテスト前に詰め込むように勉強をしてきた人が、長期間にわたり、勉強を継続して行うのはかなりの努力が必要です。

そのため、慣れ親しんだ短期集中型の勉強がより頭に入りやすい人もいます。1日の時間を自由に使える人にとっては短期集中型の勉強方法が向いている場合もあるでしょう。
勉強に向かう姿勢

ただしこれは、体力のある人や学生に限った話です。「短期集中型」で勉強するには、年齢を考慮に入れる必要があります。年齢を重ねると集中して勉強する体力も、詰め込んで覚える記憶力も落ちてくるもの。長時間集中するためには体力が必要です。そしてなにより宅建試験は「記憶力」がものをいいます。学生時代に「短期集中型」の勉強をしてきたからといって、過信することなくコツコツ勉強と向き合う姿勢が大切です。

いつから勉強を開始するかは自分の置かれている環境にもよるため、どうにもならないところもあるでしょう。しかしスキマ時間などを有効活用することで効率的な勉強を行えば、十分に勉強時間を補えます。短期集中に向いているのか、長期的に継続したほうがいいのかを早めに判断し、効率的な勉強法で宅建試験の合格を目指しましょう。

公益社団法人全日本不動産協会 埼玉県本部 公益社団法人不動産保証協会 埼玉県本部

内閣総理大臣から「公益社団法人」として認定を受けた業界最古の全国組織である公益社団法人 全日本不動産協会埼玉県本部・公益社団法人不動産保証協会埼玉県本部は、埼玉県下全域で5つの支部がある宅建業者約1,870店舗の会員で構成する団体です。

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